オールオン4は骨が少なくても骨造成と同時にできる?横浜みなとみらいの歯科医が解説

「骨が少ないからオールオン4はできない」と他院で言われてしまった……そんな経験はありませんか?骨の量が不十分な場合でも、骨造成(こつぞうせい)という処置を組み合わせることで、オールオン4治療を進められる場合があります。
骨造成とオールオン4を同日に行うか、段階的に進めるかは、顎骨の三次元的な骨量・骨質・骨密度を精密に計測したうえで判断されます(個人差があります)。この記事では、骨が少ない状態でもオールオン4を検討できる理由と、治療の進め方の目安をわかりやすく解説します。
「骨が少ない」と言われたらオールオン4はあきらめるしかないの?
そもそもオールオン4とはどんな治療?
オールオン4(All-on-4)とは、片顎につき4本のインプラントを顎骨に埋め込み、その上に12本前後の人工歯をまとめて固定する治療法です。歯を多数失った方や、総入れ歯を使用している方が、より安定した噛み合わせと自然な口元を取り戻すための選択肢として広く知られています。従来のインプラント治療では1本ずつ埋入するのに対し、少ない本数のインプラントで全顎をカバーできる点が特徴です。
「骨が少ない」と言われやすい理由
歯を失うと、それを支えていた顎骨は徐々に吸収されていきます。長期間入れ歯を使用してきた方や、歯周病が進行した方は特に骨量が減少しやすく、「インプラントを固定するだけの骨がない」と判断されるケースが少なくありません。顎の骨は失われた後も時間が経つほど薄く・低くなる傾向があるため、治療を先延ばしにするほど条件が難しくなることもあります(個人差があります)。
よくある誤解:「骨が少ない=絶対に無理」ではない
「骨が少ないからオールオン4は無理」というのは、必ずしも正しくありません。骨造成という処置で顎骨を増やすことが期待できる場合があります。また、オールオン4では後方のインプラント2本を斜めに埋入することで、骨が多く残りやすい部位を有効活用できる設計になっており、骨量が少ない方にも対応しやすい構造となっています。ただし対応の可否は、歯科用CTによる三次元的な骨量の計測と専門的な診査が前提です。
骨量が不足する原因と、骨造成で何ができるか

顎骨が減ってしまう主な原因
歯の根(歯根)は噛む力を骨に伝えることで骨の維持を助けています。歯を失うとこの刺激がなくなり、顎骨は徐々に吸収されていきます。抜歯後1年以内に骨量の約25%が失われるという報告もあり(個人差があります)、入れ歯を長期使用している方ほど骨量が少ない傾向があります。
歯周病が進行すると、歯を支える歯槽骨(しそうこつ)が細菌の毒素によって溶解していきます。重度歯周病では骨が大幅に失われているケースも多く、インプラントを固定するための骨量・骨密度が不十分となりやすいのが課題です。
上顎の奥歯エリアには「上顎洞(じょうがくどう)」と呼ばれる空洞があります。歯を失うと上顎洞が下方に拡大しやすく、インプラントを埋入できるだけの骨の高さを確保するのが難しくなります。この部位の骨量不足を補う処置がサイナスリフトです。
骨造成(GBR・サイナスリフト)とはどんな処置か
骨造成とは、不足した顎骨の量を増やすための処置の総称です。代表的な方法として以下の2つが知られています。
- GBR(骨誘導再生法):骨が不足している部位に人工骨や自家骨を補填し、特殊な膜(メンブレン)で覆うことで骨の再生を誘導する処置です。骨の幅や高さが不足しているケースに広く用いられます。
- サイナスリフト(上顎洞底挙上術):上顎奥歯エリアで上顎洞の底部を持ち上げ、そのスペースに骨補填材を填入することで骨の高さを増やす処置です。上顎の骨量が著しく少ない場合に有効とされています。
いずれも処置後に骨が十分に成熟するまでの期間(目安として3〜9か月程度、個人差があります)が必要なため、骨造成の処置内容やタイミングが治療全体のスケジュールを左右します。
骨造成とオールオン4は同時にできる?判断基準を解説
「同時に行う」か「段階的に行う」かは何で決まる?
骨造成とオールオン4を同日に行えるかどうかは、残存骨量・骨質・骨密度・骨の形態を三次元的に評価したCT診断の結果が判断の根拠になります。「骨が少ない」といっても程度は様々であり、少量の骨補填ならインプラント埋入と同時に処置できるケースもあれば、先に骨造成を行って骨が成熟するのを待ってからインプラントを埋入するほうが安全と判断されるケースもあります(個人差があります)。
同時治療が検討されやすいケースと段階的治療が検討されやすいケース
| 骨造成+オールオン4 同時 | 骨造成→オールオン4 段階的 | |
|---|---|---|
| 骨量の目安 | 比較的軽度の骨不足 | 骨の高さ・幅が大幅に不足 |
| 治療期間の目安 | 比較的短縮できる場合がある | 骨成熟まで3〜9か月程度かかる |
| 手術の回数 | 1回で実施できる場合がある | 2回以上の手術が必要なことが多い |
| 主な対象部位 | 下顎・骨密度が比較的良好な部位 | 上顎奥歯エリア(サイナスリフト等) |
上記はあくまで一般的な目安であり、実際の判断は歯科用CTによる精密診断と担当医の総合的な評価によって行われます。
✅ 同時治療のメリット
⚠️ 同時治療のデメリット・注意点
⚠️ 注意:CT診断なしの判断は危険です
骨量の不足度合いは、レントゲン(二次元画像)だけでは正確に把握できないことがあります。歯科用CTによる三次元的な計測を行わずに「骨が少なすぎる」「同時治療できる」と判断することは、治療の安全性・精度に影響するリスクがあります。骨造成とオールオン4の組み合わせを検討する際は、必ずCT診断を受けたうえで治療方針を決めることが重要です。
骨造成+オールオン4の治療の流れと期間の目安

治療のステップを理解しておこう
骨造成とオールオン4を組み合わせる場合、治療の流れは大きく以下のステップで進みます(個人差があります)。
歯科用CTで顎骨を三次元的に撮影し、骨の高さ・幅・密度を数値で把握します。この情報をもとに、骨造成が必要かどうか、同時治療が可能かどうかを判断します。当院ではCT代は手術基本料55,000円(税込・薬代込み)に含まれており、別途CT撮影費用は発生しません。
CT画像をもとに、デジタル治療シミュレーションでインプラントの埋入位置・角度・深さを事前に計画します。骨造成を先行するか、同時に行うかもこの段階で決定します。治療前に完成イメージを確認できることが、このステップの大きなメリットです。
骨量が比較的軽度に不足している場合は、GBRとインプラント埋入を同日に行うことが検討されます。骨量の不足が大きい場合は先に骨造成を行い、骨が十分に成熟した時点(目安3〜9か月、個人差あり)でインプラント埋入を実施します。
インプラントが顎骨と結合する期間(オッセオインテグレーション)を経て、最終的な人工歯を装着します。オールオン4ではインプラント埋入後に仮歯を当日装着できる場合もあるため、見た目や機能の回復が比較的早い段階で期待できます(個人差があります)。
トータルの治療期間の目安
骨造成とオールオン4を組み合わせる場合のトータル治療期間は、骨量の状態・骨造成のタイミング・個人差によって異なります。同時治療の場合は概ね6〜12か月程度、段階的な治療の場合は12〜18か月程度を目安にするケースが多いとされていますが(あくまで参考値・個人差があります)、詳細はカウンセリングでの診査を経て担当医にご確認ください。
横浜みなとみらいでオールオン4を検討するなら知っておきたいこと

- ◆理事長が一貫担当:シャングリラデンタル横浜歯科矯正歯科では、梶原基弘(かじわら のりひろ)理事長が検査から治療計画・手術・経過観察まですべての治療を一貫して担当します。担当者が変わることによる情報の引き継ぎリスクがなく、継続的な観察と判断が期待できます。
- ◆歯科用CT・口腔内スキャナ等の診断機器:当院では歯科用CTや口腔内スキャナなどの機器を導入しており、顎骨の三次元的な評価とデジタル治療シミュレーションによる精密な治療計画立案に対応しています。CT代は手術基本料に含まれており、別途費用は発生しません。
- ◆静脈内鎮静法への対応:手術への不安が強い方に向けて、静脈内鎮静法(うとうとした状態で処置を受けられる方法)にも対応しています。緊張や恐怖心を和らげた状態での治療をご希望の方はカウンセリングでお気軽にご相談ください。
- ◆最長15年インプラント保証・完全個室・完全予約制:プランに応じて最長15年保証を設けており、長期的なサポート体制を整えています。また、完全個室・完全予約制のため、周囲を気にせずゆったりとした環境で治療を受けていただけます。
- ◆無料カウンセリング・セカンドオピニオン対応:「他院で骨が少ないから無理と言われた」という方のセカンドオピニオンにも対応しています。まずは無料カウンセリングで現在の状態をご確認ください。横浜みなとみらいエリア(新高島駅より徒歩1分)にご来院いただけます。
よくある質問(FAQ)
📝 この記事のまとめ
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「骨が少ない」で悩むより、まず現状を正確に知ることが大切です
神奈川県横浜市西区みなとみらいのシャングリラデンタル横浜歯科矯正歯科では、梶原基弘理事長が歯科用CTによる精密診断とデジタル治療シミュレーションを活用し、お一人おひとりの状態に合った治療方針をご提案します。他院でのセカンドオピニオンも歓迎。まずは無料カウンセリングへどうぞ。

💬 梶原基弘(かじわら のりひろ)理事長 コメント
「骨が少ないからオールオン4はできない」と言われてあきらめかけている方が、横浜市内外から当院へご相談にいらっしゃいます。大切なのは、骨の量を三次元的に正確に把握したうえで、患者様おひとりおひとりに合った治療計画を立てることです。CT診断と詳しいカウンセリングを経てはじめて「同時に行える状態かどうか」「段階的なアプローチが適切か」を判断することができます。私が最初から最後まで一貫して担当することで、治療の方針を丁寧に共有しながら進めてまいります。まずはお気軽にご相談ください。