〒220-0012神奈川県横浜市西区みなとみらい5丁目1番2号横浜シンフォステージ ウエストタワー3F
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そもそも「根管」とは、歯の神経や血管の外側にある、細長いパイプ状の組織です。虫歯の侵食が神経に及んだときや、ケガで歯に衝撃を受けるなどして神経がダメージを受けた場合などに、根管治療を行います。根管は非常に細く、形状が複雑なので内部の清掃は難しいですが、当院は最新の精密機器と、高い医療技術で質の高い精密根管治療を提供しています。
根管の内部は細く暗いので、肉眼で確認することはできません。そのため当院は、マイクロスコープを使った拡大視野で根管内部を目視で把握できる状況を作っています。日本の根管治療は成功率が低いと言われますが、当院は技術の力で精度を担保しています。
肉眼
マイクロスコープでの拡大視野
根管治療中は根管内部が露出するため、内部を丁寧に清掃しても唾液が流入すると再感染が起こります。そのため当院はラバーダム防湿法を使って、根管治療中の部位に唾液が流れ込むことを防いでいます。ラバーダムとは医療用のゴムシートで、治療中の歯以外を覆うように使います。これによって治療に支障がない状態を維持しつつ、再感染の防止が実行できます。
根管治療においては、ファイルと呼ばれる針のような器具で根管の成形や内部の清掃を行います。多くの歯科医院ではステンレスファイルが使用されていますが、当院は屈曲性の高さから、ニッケルチタンファイルを採用しています。屈曲性が高いと、複雑な根管の形状に添いやすいので、治療の成果や効率が上がります。
保険の範囲でも根幹の清掃や薬剤の補填は行いますが、自費診療なら保険よりも高度な治療ができます。例えば自費ではマイクロスコープという歯科用顕微鏡を用います。マイクロスコープは治療精度の向上に役立ちますし、保存した画像で患者様ご自身がお口の状態を知る手助けができます。また、ラバーダム防湿という感染防止対策も行うなど、時間や手間をかけて治療のレベルをアップします。
マイクロスコープによる拡大視野。
ラバーダム、各種医療用セメント、ニッケルチタンファイルなど。
患部の取り残しの可能性は軽減されるため、再発はしにくくなります。
肉眼で確認。
患部と封鎖する際にはガッターパーチャを使用。
虫歯菌の再侵入、虫歯に侵された箇所を取り切れず再発する可能性があります。
虫歯が悪化して神経に感染・炎症が起きたときに、根管内部の感染組織や細菌を除去することを目的に行います。根管は非常に細長く形状が複雑なので、治療は高難易度です。しかし根管治療が不十分な場合、再発・再治療が必要となります。
根管治療は下記の再根管治療を繰り返すと、成功率は下がってしまうため、初回こそ精度の高い治療が必要です。
過去に根管治療した部位で、再感染が起こった際に行う治療です。過去に神経を除去されていれば、再感染が起きても歯の痛みはありません。しかし、炎症によって周囲の骨や歯肉がダメージを受けてことなどから、激しい痛みが起こってご来院される方もいらっしゃいます。
問診票と対面での問診で、現在の状況や既往歴などを確認し、口腔内を拝見します。その後レントゲンやCTなどの必要な検査を実施し、診断を行います。診断内容は丁寧に説明し、当院の提案に患者様が納得されましたら治療を開始します。
治療時の痛みを抑えるために事前に麻酔処置を行います。
まず根管治療対象部位の詰め物・被せ物をはずします。治療する歯に虫歯が発生していれば悪い部分を削って除去します。
ラバーダムは薄い医療用のゴムシートです。根管治療をしている歯に唾液を流入させないために、治療する歯だけが露出するように周囲の歯を覆います。この方法をラバーダム防湿と呼びます。
マイクロスコープで根管の内部を視認しながら、感染組織を除去していきます。また、洗浄液も使用して根管内の清掃を徹底し、その後は細菌が入り込まないように封鎖して被せ物でふさぎます。
シャングリラデンタル横浜歯科矯正歯科は自費治療を中心とした歯科医院です。治療費用・期間・回数の目安は以下の料金表のページをご覧ください。
料金表