睡眠時無呼吸症候群の治療
SLEEP APNEA SYNDROME
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に何度も呼吸が止まったり、浅くなったりして体に十分な酸素が行き届かなくなる病気です。医学的には「10秒以上の呼吸停止が1時間に5回以上」ある場合に診断されます。 最大の特徴は、「寝ている間の出来事であるため、本人が自覚しにくい」という点にあります。そのため、単なるいびきや寝不足だと見過ごされがちですが、実は体の中では非常に深刻な事態が引き起こされています。
睡眠時無呼吸症候群の症状
- いびきが大きい
- 集中力、記憶力の低下が見られる
- 睡眠の満足度が低く、眠気や疲労が残る
- 夜間トイレに行くことが増えた
睡眠時無呼吸症候群の原因
- 01
口蓋扁桃、口蓋垂等の肥大
口蓋扁桃は、口から身体に侵入する細菌やウイルスを防御する役割を追っています。この部分や口蓋垂が炎症などで腫れると、気道が閉塞しやすくなります。するといびきや睡眠時無呼吸症候群が増加します。
- 02
骨格や年齢による筋肉の衰え
あごが小さいと舌が適切な場所に位置できず、気道をふさいで睡眠時無呼吸症候群につながることがあります。また加齢や筋肉の衰えでも舌が気道を狭める傾向が見られます。
- 03
肥満
肥満傾向にあると、首にも脂肪が増えますから気道が狭まります。するといびきや睡眠時無呼吸症候群のリスクが上がります。そのため、体重が増加傾向にある人は注意してください。
睡眠時無呼吸症候群の治療
スリーブスプリント
スリープスプリントは、気道確保効果を持つマウスピース状の器具です。就寝時に装着することで呼吸が楽になりますし、いびきや睡眠時無呼吸症候群の軽減に役立ちます。身体への負担もなく、出張や旅行にも持って行きやすいサイズです。ただし、歯周病が進行している場合や範囲疾患がある場合などは先に治療を行います。
Merit メリット
- 型取りができれば体にかかる負担もなく作製できます
- 装着のみの非侵襲で高い有効性があります
- 即効性が期待できます
- 持ち運びやすいサイズです
Demerit デメリット
- 自由診療のため、保険の治療に比べると費用がかかります
- 下あごを前に出す作用があるので、あごに不快さや痛みを感じることがあります
- 下顎前突、顎関節症がある方には適用できません
歯列矯正
歯並びの悪さや、あごの幅が狭いことに起因する睡眠時無呼吸症候群も存在します。その場合、矯正治療によって歯列を整えることが、睡眠時無呼吸症候群の治療として有効な場合もあります。
歯列矯正は歯垢や歯石の増加を防ぐので、虫歯や歯周病の予防にも役立ちます。また、自己肯定感が上がって前向きに生きることにも貢献します。
