予防歯科
PREVENTIVE

日々のオーラルケアで
虫歯予防・歯周病予防
近年はセラミック治療やインプラント治療が発達、普及しているので虫歯で歯を失っても機能回復はできます。とはいえ、どれほど優れた人工歯でも、まだ天然の歯には及びません。
また、虫歯になれば痛みや不快感を味わう上に、治療にお金と時間を使います。結局お金を使うのであれば、苦痛を伴わない「予防」に使った方がお得です。予防は予定して行える行為ですから、急な出費や通院が不要になることも非常に大きなメリットです。
予防歯科の重要性
「予防」に欠かせないのは、定期的にプロケアと、日々適切なセルフケアを続けることです。プロケアならセルフケアで落とせない汚れを一掃できますが、毎日歯科医院に通うのは不可能です。そのため、歯垢や歯石がなるべく増えないように日々のセルフケアをスキルアップするためにも、まず歯科医院に足を運ぶことをおすすめします。
セルフケアだけでなく定期検診をすすめる理由

虫歯や歯周病は初期の自覚症状がないため、症状に気づいたときには状態が悪化していることが多々あります。歯科医師は患者様の大切な歯を守るために治療をしますが、重症化した状態では歯を守れないケースが増えます。一方、定期検診にお越しいただければ初期段階で治療できる可能性が上がるので、治療が容易です。
予防歯科のメリット
- 01
清潔な
口腔環境適切に予防を行ってお口のケアがしっかりできていれば、歯面のきれいさを維持できます。そのため、「対面する人からの印象を良くしたい」、「自己肯定感を高めて前向きに生きたい」と思う方には、予防のための通院をおすすめします。
- 02
虫歯や歯周病を
予防できる予防のために当院に通院していただければ、PMTCなどの歯科医院だからこそできるプロケアを提供して、お口の中に繁殖した虫歯菌や歯周病菌を一掃することができます。またセルフケアを適切に行うためのブラッシング指導も致しますので虫歯や歯周病の予防に適しています。
- 03
トータルコストを
低減できる虫歯や歯周病を発症すると治療費がかかりますし、重症化するほど治療費は増大していきます。また歯を失えば、入れ歯やブリッジ、インプラントなどで補う必要があり、さらに費用が発生します。予防にも費用は掛かりますが、発症して治療するより安く済みます。
- 04
痛みや口臭などの
不快な症状を回避できる虫歯や歯周病が悪化すれば、痛みに苦しんだり、対面する人が嫌がるほど口臭がきつくなったりします。治療をすれば症状は軽減できますが、そもそも不快な症状に苦しむ前に、予防に取り組むことをおすすめします。面倒であっても、回避できる苦痛はぜひ回避しましょう。
- 05
全身の健康に
貢献するお口の中に歯周病菌が多いと、心筋梗塞や脳梗塞などの重篤な疾患のリスクが上がります。また歯周病は糖尿病や関節リウマチ、骨粗しょう症や誤嚥性肺炎などに関連することがわかっています。さらに、妊婦さんであれば早産や低体重児出産のリスクも上がります。
- 06
無駄な通院を
回避できる虫歯や歯周病が悪化して通院を始めると、何度も通院をすることになります。また急な痛みなどに襲われれば、仕事や家事、学校を予定外に休む必要も出ます。その点予防のための治療は予定できますし、数ヶ月に1回程度で済むので、スケジュールに負担をかけません。
わるい歯を放っておくと・・・

虫歯の進行具合は状況で変わりますが、数ヶ月程度放置しただけで抜歯せざるを得ない場合もあります。例えば、歯ぐきから露出した部分の多くが溶けて、神経が壊死している歯は保存できない可能性が高いです。また、虫歯は放置するほど痛みが出たり、治療費が高くなったりしますから、ぜひ早めに当院にご相談ください。
当院の予防歯科
PMTC

PMTCは歯科専用の治療器具と研磨剤を使用し、歯を隅々まで磨き上げる処置のことです。
歯に付着した汚れや細菌を徹底的に取り除けるので、お口の中がサッパリとします。また、PMTCの後は汚れや細菌が歯に付着しにくくなるので、確かな予防効果が期待できます。
Merit メリット
- 歯の着色成分も同時に落とすことができます
- 口腔内の細菌量を減らし、細菌が付きにくい状態を維持します
- 虫歯や歯周病リスクの軽減させます
Demerit デメリット
- 自由診療のため、保険の治療に比べると費用がかかります
- お口の汚れが全体的にある場合、クリーニングするのに時間がかかる場合があります
エアフロー

エアフローとは、医療用の粉末を、ジェット水流とともに歯に吹きつけるクリーニング方法です。非常に細かい粉末を使用するので、歯と歯の間や歯周ポケットの内側まで清掃することが可能です。
Merit メリット
- 歯と歯の間や歯と歯ぐきの間など、歯ブラシが届きにくいところまで回り込んで汚れをしっかり除去してくれます
- 歯面の着色やたばこのヤニ、歯垢なども一掃できます
- 歯周病でできた歯周ポケット内の汚れも落とすことができます
Demerit デメリット
- 自由診療のため、保険の治療に比べると費用がかかります
- エアフローのジェット水流が、痛みとして感じられる場合があります
GBT
GBT(Guided Biofilm Therapy)は、「誘導的バイオフィルム療法」と日本語訳されています。排水溝に付着するネバネバの物質もバイオフィルムと呼ばれますが、歯科の分野では歯垢が時間経過してネバネバになった状態を意味します。バイオフィルムは歯磨きでの除去が難しい物質ですが、GBTを利用することで除去しやすくなります。
Merit メリット
- 微小な医療用パウダーを吹き付けて効率的にバイオフィルムを除去しますが歯や歯肉は痛めません
- 虫歯に関して繰り返されやすい、治療、再発、欠損という悪い流れを断ち切ることに貢献します
Demerit デメリット
- 自由診療のため、保険の治療に比べると費用がかかります
- 歯周ポケットが深い症例には向きません
- まれに知覚過敏が出ることがあります
- 患者様の体調によって適用できない場合があります
アンチエイジング治療

「歳を取ったら歯を失ったり、口腔機能が衰えたりするのは仕方ない」と思う人も多いようです。しかし当院のアンチエイジング治療は、歯やお口の老化を予防することを目的としています。ぜひあきらめることなく、当院のアンチエイジング治療をご利用ください。
オーラルドック(歯科ドック)
オーラルドック(歯科ドック)は、人間ドックの歯科医院版とお考え下さい。虫歯や歯周病の検査に加えて、お口全体の健康状態を確認します。お口のアンチエイジングを考える方にもおすすめします。
Merit メリット
- 長期的な健康維持、お口の機能の維持ができます
- 患者さまのお口や歯並びのいいところ、改善すべきところがわかり、現状に合ったアドバイスを受けることができます
Demerit デメリット
- 自由診療のため、保険の治療に比べると費用がかかります
- 歯に痛みなどがなく、口もとが健康であるとされる方には、通院の必要性を感じにくい場合があります
- 検査結果が出るまでに時間を要することをご了承ください
- 状況を踏まえた検査を行うために、項目を追加する場合もあります
保険による銀歯の除去・セラミックによる修復

保険診療で使用する銀歯は、金属アレルギーや歯ぐきの黒ずみの原因となります。また、銀歯が外観的違和感を誘うことを気にしている方も大勢いらっしゃいます。
そのため当院は、以前いれた銀歯を除去し、セラミックに変える治療も多数行っています。美しく、違和感なく仕上げますし、健康面、機能面でもメリットがあります。
全顎治療(フルマウス治療)

「全顎治療」とは、痛みや問題がある部位だけでなく、お口全体の健康を対象とする治療です。 痛みの除去は最優先事項ですが、原因を解消しなければトラブルは再発生します。このような考えで行う全顎治療は、「フルマウス治療」と呼ばれることもあります。
再生・移植・切除療法

SHANGRI-LA DENTAL YOKOHAMA(シャングリラデンタル横浜)では、歯周病などで破壊された歯周組織の再生、お口周辺の組織や骨の移植、不要な小帯切除など、さまざまな治療を行っています。すべては患者様のお口の状態改善が目的です。
Merit メリット
- 様々な治療法を通して長期的な口腔環境の安定を目指すことができます
Demerit デメリット
- 自由診療のため、保険の治療に比べると費用がかかります
- 再生療法を行っても、疾患の前の状態を再現できるわけではありません
- 治療前より歯ぐきが下がることがあります
- 治療後の状態を維持するには、メインテナンスの継続が必要です
- 骨粗しょう症や糖尿病がある方にはほかの対応をおすすめしています
- 喫煙の習慣がある方は効果が期待できません